診療科・部門

薬剤部

概要

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静岡県東部の基幹病院として、患者さんにとって最善の医療を提供するために、医師や看護師をはじめとした多職種と協力して、チーム医療を行っています。近年、薬物療法は高度化・複雑化しており、薬剤師の薬の専門家としての役割が大きなものとなっています。薬剤師の視点を大切にし、積極的に活動することで、信頼される薬剤師となるために、薬剤部全体で取り組んでいます。

調剤室業務yaku20190625_01.jpg

調剤室業務

薬事相談yaku20190625_02.jpg

薬事相談

注射室業務yaku20190625_03.jpg

注射室業務

外来化学療法業務yaku20190625_04.jpg

外来化学療法業務

製剤業務yaku20190625_05.jpg

製剤業務

TPN業務yaku20190625_06.jpg

TPN業務

医薬品情報業務yaku20190625_07.jpg

医薬品情報業務

病棟業務yaku20190625_08.jpg

病棟業務

入院センター業務yaku20190625_09.jpg

入院センター業務

チーム医療yaku20190625_10.jpg

チーム医療

特色

調剤室業務
外来患者さんは原則院外処方とし、入院患者さんの調剤を中心に行っています。 薬剤部では、薬剤師が医師の処方内容(用法・用量・相互作用など)をチェックし、薬を取りそろえています。監査システムなどを活用し、調剤過誤防止に努めています。


薬事相談
薬に関する不安や疑問を少しでも取り除いていただくため、薬に関する疑問などは「薬事相談室」にて対応しています。お気軽に声がけください。(対応時間:月~金 8:30~17:00まで)


注射室業務
患者さんに使用される注射薬は、薬剤師が、処方内容(用法・用量・配合変化など)を確認し、有効性・安全性を確保しています。 疑問があれば医師に問い合わせをして、処方内容の変更を行っています。 注射薬自動払い出し装置を用いて、患者さん1回分ごとの注射薬を準備することで、薬品の取り違えを防いでいます。


外来化学療法業務
「外来化学療法・点滴室」で、主に抗がん剤の混合調製や医薬品管理、患者さんへの化学療法の指導・説明をしています。


がん領域の医療は進歩が目まぐるしく、常に最新の情報を取り入れながら患者さんに安心・安全な化学療法が行えるよう努めています。


製剤業務
製剤業務とは、製薬会社が製造・販売していないが、治療上どうしても必要な薬品の調製を行う業務です。 当院では主に、軟膏や点眼薬等を調製しています。 これらを調製する際には、安全性を十分に考慮すると共に、調剤過誤のないよう細心の注意を払っています。


TPN(中心静脈栄養)業務
TPNとは、食事の代わりとなる栄養を心臓近くの太い静脈から点滴することです。 この点滴は栄養分が多く、微生物汚染の可能性が高くなるため、無菌状況下で調製しています。 また、患者さん個々の病態に合わせた処方を、医師へ積極的に提案しています。


医薬品情報業務
医薬品情報室では、専任の担当者が医薬品を安全に使用する観点から、常に最新の医薬品情報の収集、評価、適切な管理を行い、集積された医薬品情報を定期的に院内に発信し共有しています。 また、各職種に迅速に提供できる体制を整えています。


病棟業務
各病棟に専任薬剤師を配置し、薬物療法が適正に施行されるよう、薬学的管理(副作用歴、持参薬、お薬の飲み合わせ等の確認)や、患者さん・ご家族へ薬の説明を行っています。 効果や副作用の確認も行い、必要に応じて医師へ薬の変更等を提案しています。 また病棟カンファレンスや回診などに参加し、医師や看護師など多職種の医療スタッフと常に連携をとり、 チーム医療の一員として活動しています。


入院センター業務
入院の予定が決まった患者さん(一部の科を除く)に、入院センターで薬剤師が薬について確認しています。入院前にはお薬手帳を見ながら、普段使用している薬や健康食品・サプリメントについて伺い、手術や検査のために「一時的に中止する薬」の確認・説明を行っています。 入院当日には、持参した薬を確認して、カルテに登録します。また、「一時的に中止する薬」を正しく中止できていたかを確認します。薬について不安なく入院していただけるよう病棟担当の薬剤師と連携を図りながら業務を行っています。


チーム医療
当院の薬剤部では、ICT(感染対策チーム)、AST(抗菌薬適正使用支援チーム)、NST(栄養サポートチーム)、褥瘡対策チーム、DMAT(災害派遣医療チーム)など、多職種から構成される医療チームに薬剤師が参画し、入院患者さんの治療に貢献しています。また糖尿病教室や母親教室にも参加して講義をしています。


病院薬局・開局薬局連携
在宅において患者さんが安心して適切な薬物療法を受けられるために、病院薬剤師と地域の薬剤師との連携は重要になってきています。 現在、その一貫として沼津薬剤師会と「吸入指導連携連絡会」を協働して立ち上げ、開局薬剤師と病院薬剤師の間で継続的な講習会を行い、吸入指導認定制度も確立しています。 吸入指導に限らず、地域医療の中におけるオール薬剤師という観点から、病院、開局の垣根を越えた連携を進めていきます。

体制

薬剤師 23名、薬剤助手 5名


当院薬剤師は下記の資格を持って活躍しています。
日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会HIV感染症薬物療法認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会生涯研修認定薬剤師2名
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師9名
日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師7名
日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師 3名
日本静脈経腸栄養学会NST専門療法士 4名
日本褥瘡学会認定師 1名 抗菌化学療法認定薬剤師 1名
漢方薬・生薬認定薬剤師 1名
DMAT調整員 1名
スポーツファーマシスト2名


当院薬剤師出身大学
金沢大学、静岡県立大学、東北薬科大学、北里大学、帝京大学、東京薬科大学、日本大学、星薬科大学、明治薬科大学、北陸大学、岐阜薬科大学、横浜薬科大学、金城学院大学

その他

施設認定

日本病院薬剤師会HIV感染症薬物療法認定薬剤師養成研修施設
薬学生実務実習受入施設
医薬品・医療用具等安全性情報協力施設
日本薬剤師研修センター研修受入施設
プレアボイド報告施設

開局薬局から病院薬局へのフィードバック書類

吸入指導評価表 成人用

開局薬局から病院薬局へのフィードバック書類

吸入指導評価表 小児用

薬剤管理サマリー(返書)

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