Numazu City Hospital
院内感染対策指針
最終更新日:2018.7.18


感染防止対策室

 沼津市立病院では従来からの肝炎対策委員会を
1989年に院内感染対策委員会として、また1998年に院内感染制御チームが発足し、20114月には感染防止対策室を新設しました。現在の感染防止対策室は、室長感染制御・専従医療安全管理者(看護師長)・兼任医療安全管理者(医師)・医療安全管理者(薬剤師)・医療機器安全管理責任者(臨床工学技士)・事務職員の7名で構成されています。 患者様とそのご家族、医療従者など、病院に関わるすべての人を感染から守るために医療安全管理室をはじめとする院内の様々な医療チームと連携し、院内感染防止対策に取り組んでいます。また、地域の感染防止活動にも貢献していきます。

院内感染対策の基本的な考え方

 私たち医療従事者には、患者の安全を確保するための不断の努力が求められています。医療関連感染の発生を未然に防止することと、感染症が発生した場合には、迅速かつ適切な対策を行い感染の拡大を防止し、終息を目指します。

感染防止対策に関わる地域連携の取り組みについて

感染防止対策加算1(感染防止地域連携加算あり)届出受理年月日:平成244
 ・平成2491日〜感染防止対策加算2の届出医療機関5施設と連携
4回合同カンファレンスを開催。テーマに沿って意見交換や情報共有の場として連携するとともに、日々の感染防止対策に関わる相談を、カンファレンスとは別に電話やメールなどで対応しています。また感染防止対策加算1届出5施設と相互ラウンドを年1回実施し、感染防止対策の質 の向上に努めています。

感染防止対策室 専従
感染管理認定看護師 白井保子

 感染に対する組織構成

1.感染委員会(ICCInfection Control Committee
 院内の感染防止対策に関する事項を検討し決定する機関で、毎月1回 最終金曜日に会議を開催 しています。

2.感染制御チーム(ICTInfection Control Team
感染防止対策の中心的組織で、日常の感染防止対策の検討・実施を行います。

毎月第13火曜日に定例会を行って、院内感染防止対策上必要な場合には臨時の招集をかけて、対応に当たります。

3.リンクナース会
各病棟、部署で看護感染防止担当者として1名ずつ選出され、12名の看護師で構成された看護部の組織です。
ICTと連携を図り、看護の視点を活かして効果的な感染防止活動を推進します。
1/月第2火曜日に、勉強会を実施しています。

4.抗菌薬適正使用支援チーム(ASTAntimicrobial Stewardship Team

  構成員は医師・薬剤師・微生物検査技師・看護師から成り、抗菌薬治療の最適化のために、モニタリング対象を設定。抗菌薬の種類や用法・用量(PK-PDTDM)、治療期間が適切かなどモニタリングし、毎週水曜日にカンファレンスを実施しています。必要時抗菌薬使用に対し、アドバイスも実施しています。またアンチバイオグラムの作成、抗菌薬適正使用マニュアルの見直しを行うと同時に、抗菌薬についての最新情報の発信や、職員教育を実施していきます。

 

感染に関する院内教育


1.全職員対象感染対策研修会 院内外の講師により年
2回実施。
2.静岡県立がんセンター 感染症内科医師による勉強会 年4回実施。
3.リンクナース会を中心に毎月勉強会をICTメンバーが講師となり実施。

 
サーベイランス


院内で医療に関連して起こる感染症に関するデータの収集および分析評価を行い、各現
場に適正にフィードバックを行い、感染防止に活用しています。
1.厚生労働省 院内感染対策サーベイランス事業(JANIS)検査部門
2.日本環境感染学会 医療器具関連感染サーベイランス事業(JHAIS
  1)中心静脈カテーテル関連血流感染(CLABIS)サーベイランス
  2)尿道留置カテーテル関連尿路感染(CAUTI)サーベイランス
  3)人工呼吸器関連事象(VAE)サーベイランス
3.職業感染制御研究会 エピネット(針刺し・切創・粘膜汚染報告事業)

 
ラウンド
  
  医療現場での感染対策の周知徹底を目的として、
ICTが毎週1回病院内を巡視し、教育指導を
  実施しいます。巡回後には巡視結果を現場にフィードバックし、感染防止対策の改善の
  一助としています。


職業感染防止

  
  ワクチンプログラムの実施

  院内職員、市役所職員および消防職員へのワクチン接種を実施。
  新規入職者の4抗体(麻疹・風疹・水痘・流行性耳下腺炎)、HBワクチン接種
  季節性インフルエンザワクチン接種などを実施しています。

 

針刺し・切創・粘膜汚染事故防止

   
  医療安全管理室と連携し、職員の針刺し・切創・皮膚粘膜汚染事故防止に関わる教育や対策および  事故発生時の対応と受傷後のフォローを実施しています。
 
アウトブレイク対策


院内で感染症発生が疑われる場合は、
ICTが中心となり発生状況を把握、疫学的調査および検証、対策の検討・実施を行い、その後の評価まで一連のプロセスを担い、感染 拡大が最小限となるよう速やかに対応します。

 


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