Numazu City Hospital
電子カルテシステムについて
最終更新日:2018.5.29

沼津市立病院長 
 
 沼津市立病院では2005年1月より電子カルテシステムが稼働し、個別に記載保管されていた医師の診療記録、看護記録、その他各職種の記録、X線写真、心電図、各種検査結果など多くの診療記録を同一画面で、参照ができるようになりました。医師の把握した患者様の病状、治療方針などが、主治医以外の医師、看護師をはじめとする医療のスタッフに明確に伝わることにより、院内のスタッフ間での診療情報共有が可能となり、さらには患者様との診療情報共有にも大きな役割を果たしています。

 当院の電子カルテは稼働して13年以上経っており、その間、情報機器の老朽化、医療の進歩による新たな要望等への対応のため、2011年1月及び2017年1月の2度にわたり、システム更新を行っています。
 初期の電子カルテは、いかに紙カルテを電子情報に置き換えるか、医療者がいかに使いやすいかに、重きが置かれ構築されてきました。しかし今日では当院のみでなく、多くの医療機関が、医療情報の電子化へシフトしており、電子カルテシステムは単なる記録用具という役割から、安全安心な医療を提供するための、総合的な病院機能の供給という役割が求められています。医療スタッフ間のさらなる診療情報共有によるチーム医療の推進。医療の安全確保への貢献。診療情報の共有による地域完結型医療及び地域包括ケアシステムへの貢献。患者様にわかりやすいインフォームドコンセント。様々な医療機材、情報機器との連動。蓄積された電子情報による、患者様の生涯カルテ構築への貢献。蓄積されたデータの活用による医療や社会への貢献等々、その内容は多岐にわたります。
 
 当院では厚生労働省の電子的診療情報交換推進事業(SS−MIX)に基づく診療情報作成システムを導入しており、標準化データによる診療情報の電子的交換が可能な環境を整えております。また、システムによるプロトコール管理、患者認証管理等、医療安全に関する機能や、チーム医療推進のための褥瘡管理機能、診断書作成システムなど多種の機能を導入しています。

 このようなことから、電子カルテシステムを中心としたさまざまな医療情報の電子データは、年々蓄積され、莫大な記録容量となってきています。今後は、このデータの正確な継承と利用が課題です。当院における過去2回の電子カルテシステムの更新では、担当職員のゆるぎないチームワークの結集のもとに、市・職員・システムベンダー・医療機器メーカーの協力を得ることにより、これら困難な課題を克服してきました。関係各位のご協力、ご指導に心よりお礼申しあげます。

 今後も当院の電子カルテ機能を最大限活用し、「市民のために共に歩む病院」として患者様の信頼を得て、安全安心な医療に努めてまいります。

 

 
電子カルテ画面1
 
電子カルテ画面2
 

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