令和7年度 沼津市立病院 病院情報の公表

【集計対象全項目の共通定義】

病院指標については、当院を令和7年6月1日から令和8年5月31日までに退院した患者さんを対象として集計しました。
医療の質指標(項目4~9)については、当院に令和6年6月1日以降に入院し、令和7年6月1日から令和8年5月31日までに退院した患者さんを対象として集計しました。
ただし、入院した後24時間以内に死亡した患者さん及び労災、自賠責、自費診療による患者さんは対象外となっています。
患者数等が10件未満の場合は、-(ハイフン)と表記しています。

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
【年齢階級別退院患者数の定義】

年齢階級患者数は、当院を退院した患者さんの年齢を10歳刻みで集計しました。
年齢階級は90歳以上を1つの階級として集計しています。
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 550 250 171 240 362 591 797 1,474 1,281 342
【解説】
当院は地域医療支援病院であるため、幅広い年齢層の患者さんを診療しております。
60歳以上の患者数が多く、全体の約64%を占めています。70歳代が最も多く、全体の約24%となっています。
また、当院は地域周産期母子医療センターであるため、10歳未満の患者さんが多いことも特徴の1つと言えます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
【診断群分類別患者数等の定義】

症例数の多いDPC14桁分類(DPCコード)※1を、各診療科別に集計しました。
項目はDPC14桁分類に対する症例数、平均在院日数、転院率、平均年齢、患者用パス※2の有無で、各診療科別に上位5つを掲載しております。

平均在院日数は、入院中の在院日数を症例毎に集計し、その値を症例数で割った平均値です。
全国平均在院日数は厚生労働省が別に示すものを引用しています。

転院は、最終的な退院先が「転院」の患者さんとし、転院症例数/各DPCコード別の全退院数×100で転院率を算出しました。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040110xxxx00xx 間質性肺炎   手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 32 28.44 18.39 6.25% 78.59
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2:なし 28 20.39 16.10 0.00% 82.96
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なし 25 31.48 20.49 20.00% 81.84
040110xxxx10xx 間質性肺炎   手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なし 16 18.75 10.12 0.00% 71.75
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 15 26.27 12.77 6.67% 76.87
【解説】
呼吸器内科は、肺炎による入院が最も多くなっています。
肺炎は平均年齢が70歳以上であり、高齢になるほど重症化し入院が長期化する傾向があります。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 161 8.36 8.76 2.48% 73.55
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なし 40 28.73 20.49 12.50% 83.85
060335xx97x0xx 胆嚢炎等 その他の手術あり 手術・処置等2:なし 37 23.41 17.87 16.22% 70.73
100380xxxxxxxx 体液量減少症   33 22.76 9.56 15.15% 71.61
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 32 21.63 13.42 9.38% 82.94
【解説】
消化器内科は、胆管結石、胆管炎による入院が最も多くなっています。
消化管出血や胆道感染といった緊急対応も積極的に行っており、肝癌に対するラジオ波治療も行っています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1:なし、1,2あり 手術・処置等2:なし 137 4.24 4.12 0.00% 70.05
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1:1あり 手術・処置等2:なし 133 3.14 3.10 0.00% 71.11
050070xx03x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2:なし 102 4.40 4.43 0.00% 73.24
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 重症度:他の病院・診療所の病棟からの転院以外 50 24.42 17.31 4.00% 79.62
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1:なし、1,3あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 29 7.24 9.57 0.00% 78.38
【解説】
循環器内科は、狭心症、慢性虚血性心疾患による入院が最も多くなっています。
治療として経皮的冠動脈形成術、経皮的カテーテル心筋焼灼術などが行われています。
リウマチ科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なし 13 23.54 20.49 7.69% 85.77
070560xxxxx00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患   手術・処置等2:なし 副傷病:なし 12 20.42 14.45 0.00% 64.33
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2:なし - - 16.10 - - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.42 - - -
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2:なし - - 22.37 - - -
【解説】
リウマチ科は、誤嚥性肺炎による入院が最も多くなっています。
また、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎/皮膚筋炎、血管炎症候群、成人Still病などの膠原病による入院の多くは、「重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患」に一括されています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2:なし 82 7.59 6.18 1.22% 0.00
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎   手術・処置等2:なし 32 2.66 5.49 0.00% 5.75
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)   30 4.43 6.20 0.00% 1.43
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎   手術・処置等2:なし 23 3.96 5.86 4.35% 4.65
040100xxxxx00x 喘息   手術・処置等2:なし 副傷病:なし 21 5.19 6.32 4.76% 5.48
【解説】
小児科では、低出産体重で生まれた新生児の入院が最も多くなっています。
当院は新生児集中治療室(NICU)を備えており、近医からハイリスク妊娠の妊婦について紹介を受け、産婦人科を始めとする他科の協力の下、新生児の管理を行っています。
また、ウイルス性腸炎や呼吸器系の疾患による入院も多くなっています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 89 3.97 4.56 0.00% 69.69
060335xx0200xx 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 32 5.97 7.05 0.00% 58.66
060150xx99xxxx 虫垂炎 手術なし 30 7.90 8.00 0.00% 55.13
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 30 6.07 6.00 0.00% 60.77
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 21 6.33 9.07 4.76% 72.71
【解説】
外科は、鼠径ヘルニア、胆嚢疾患、虫垂炎による入院が多くなっています。
急性虫垂炎に対しては、急性期には保存的治療(抗生剤投与等)を行うことで緊急手術のリスクを回避しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩関節人工骨頭挿入術等 183 25.67 24.75 78.14% 82.09
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 93 19.22 21.21 5.38% 72.65
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 85 8.73 12.51 0.00% 24.56
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2:1あり 66 2.00 2.49 0.00% 72.50
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2:なし 53 13.58 15.27 5.66% 72.28
【解説】
整形外科では、脊椎・関節領域の治療を主に行っています。
股関節・大腿近位の骨折のほとんどが高齢者であり、急性期治療(手術やリハビリ)後の転院率は約78%となっています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1:なし 24 3.00 3.76 0.00% 39.88
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 手術・処置等1:なし - - 4.67 - - -
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他の手術あり - - 5.60 - - -
020080xx97xxxx 眼窩腫瘍 手術あり - - 5.40 - - -
070020xxxx00xx 神経の良性腫瘍   手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし - - 6.28 - - -
【解説】
形成外科では、皮膚にできた良性腫瘍に対する治療に係る入院が最も多くなっています。
DPC診断群分類の分岐により1番目と3番目に分かれていますが、大きな分類としては同じものです。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
010060xx99x40x 脳梗塞 手術なし 手術・処置等2:4あり 副傷病:なし 21 19.52 16.51 38.10% 78.38
160100xx97x01x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2:なし 副傷病:あり - - 20.73 - - -
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 7.84 - - -
010010xx03x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 20.06 - - -
010040x199x0xx 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2:なし - - 21.85 - - -
【解説】
脳神経外科では、脳梗塞による入院が最も多くなっています。
そのほとんどが高齢者であり、急性期治療(薬剤投与やリハビリ)後の転院率は約38%となっています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1:なし、1あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 19 2.58 5.12 0.00% 76.53
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2:なし 16 6.00 10.25 0.00% 76.06
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:1あり - - 21.48 - - -
050163xx03x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2:1あり - - 14.77 - - -
050050xx0102xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:2あり - - 28.77 - - -
【解説】
心臓血管外科は、閉塞性動脈疾患に対する血栓塞栓除去や、胸部・腹部大動脈瘤に対するステントグラフト治療のための入院が多くなっています。平均年齢が高いことから、高齢者に多い疾患と言えます。
カテーテルを用いた低侵襲治療により、患者さんの身体への負担軽減に努めています。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 30 2.00 2.74 0.00% 4.60
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 22 3.00 2.95 0.00% 2.86
060170xx02xx0x 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 副傷病:なし 11 3.00 6.85 0.00% 2.09
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 - - 5.36 - - -
060150xx99xxxx 虫垂炎 手術なし - - 8.00 - - -
【解説】
小児外科は、鼠径ヘルニアによる入院が最も多くなっています。
小児である患者さんの負担軽減に配慮しながら、患者さんの状態に応じた入院期間を設定しています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 42 5.69 5.90 0.00% 43.43
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 40 6.10 6.01 0.00% 46.80
12002xxx02xxxx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 35 3.00 2.90 0.00% 43.63
120100xx01xxxx 子宮内膜症 子宮全摘術等 24 6.71 6.62 0.00% 37.50
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 20 10.05 9.15 5.00% 46.50
【解説】
産婦人科は、子宮の良性腫瘍(子宮筋腫等)の手術を目的とした入院が多くなっています。
卵巣の良性腫瘍では、開腹による手術と腹腔鏡による手術を行っています。
当院は地域周産期母子医療センターに指定されていることから、近医からのハイリスク妊娠の妊婦について紹介を受けており、小児科を始めとする他科の協力の下、母児の管理を行っています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:片眼 53 2.11 2.47 0.00% 78.58
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2:なし 重症度:片眼 - - 5.79 - - -
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:両眼 - - 4.24 - - -
020180xx97x0x1 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2:なし 重症度:両眼 - - 10.42 - - -
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 重症度:片眼 - - 4.73 - - -
【解説】
眼科では、白内障による入院が最も多く、片眼での入院がほとんどになっています。
平均年齢が高く、高齢者に多い疾患です。
白内障手術は外来での日帰り手術にも対応しており、その件数は上記には含まれていません。
耳鼻いんこう科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患   72 6.96 7.32 0.00% 13.53
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎   60 4.98 5.74 0.00% 51.48
030425xx99xxxx 聴覚の障害(その他) 手術なし 27 7.81 6.72 0.00% 57.85
030428xxxxx0xx 突発性難聴   手術・処置等2:なし 25 8.12 8.10 0.00% 56.48
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 24 5.13 6.63 0.00% 49.50
【解説】
耳鼻いんこう科では、扁桃、アデノイドの慢性疾患による入院が最も多くなっています。
扁桃肥大、アデノイド等は小児に多い疾患ではありますが、当院では小児科での治療ではなく、耳鼻いんこう科での治療としているため、平均年齢が低い結果となっています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
080010xxxx0xxx 膿皮症   手術・処置等1:なし 40 15.33 13.00 5.00% 67.68
080020xxxxxxxx 帯状疱疹   - - 9.44 - - -
050170xx99000x 閉塞性動脈疾患 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 10.53 - - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1:なし - - 3.76 - - -
080100xxxx0x0x 薬疹、中毒疹   手術・処置等1:なし 副傷病:なし - - 10.21 - - -
【解説】
皮膚科では、膿皮症による入院が最も多くなっています。
丹毒や蜂窩織炎で高熱を伴ったり、外来治療では十分に行えない重症患者の入院治療を行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり 128 2.09 2.45 0.00% 72.84
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病:なし 66 4.30 5.16 0.00% 65.20
110070xx02xxxx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算 50 4.86 6.77 0.00% 73.92
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 47 5.21 7.74 0.00% 73.94
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 38 10.21 10.98 0.00% 71.61
【解説】
泌尿器科は、前立腺癌の疑いがある患者さんに対して確定診断をするための前立腺生検(検査)による入院が最も多くなっています。
手術については、手術支援ロボット(ダヴィンチ)による低侵襲手術を行っており、患者さんの身体的負担の軽減に努めています。
また、令和7年6月から静岡県内初のハイブリッドツリウムヤグレーザーを用いた尿路結石手術や前立腺肥大症治療を行い、患者さんのQOL向上に努めています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
【初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者の定義】

癌の5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、肺癌、乳癌、肝癌の患者さんの人数を初発の場合は、
UICC病期(ステージ)分類※3別、および再発(再発部位を問わない)に分けて集計しました。
指定された期間に、一連の治療期間で入退院を繰り返した場合は、同一患者さんの入退院回数分を
すべてカウントする延べ患者数としています。
今回、ステージ0期を除いたⅠ期からⅣ期の集計を対象とし、当院は5大癌の病期分類はすべてUICC病期分類、
第8版を使用しています。
癌の初発、再発の集計はDPC、様式1※4の項目にある「がん患者/初発・再発」を使用し、5大癌は初発、再発ともに、
医療資源を最も投入した傷病名に対するICD-10※5の、胃癌はC16$、大腸癌はC18$・C19・C20、乳癌はC50$、
肺癌はC34$、肝癌はC22$における各患者数をカウントしています。

部位\初・再 初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 10 - 1 8
大腸癌 - 13 14 - 21 - 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - 16 - 1 8
肝癌 - - - - 28 - 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【解説】
5大癌のうち、当院では大腸癌、肝癌の患者数が多くなっています。
肝癌は再発を起こしやすい病気ですが、当院では再発に対しても積極的に治療を実施しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
【成人市中肺炎の重症度別患者数等の定義】

成人(20歳以上)の肺炎患者さんについて重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しました。
重症度は、市中肺炎※6ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPシステム)※7により分類しました。

入院契機病名および最も医療資源を投入した傷病名に対するICDコード※5がJ13~J18$で始まるものに限定しています。
重症度分類の各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類しています。
重症度 患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 52 22.67 74.12
重症 34 26.44 83.09
超重症 12 32.67 82.00
不明 - - -
【解説】
患者数が最も多いのは、中等症となっています。
重症、超重症は平均年齢が80歳代となっており、高年齢になるほど重症化しやすく、平均在院日数も長くなる傾向が見られます。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
【脳梗塞の患者数等の定義】

脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しています。
最も医療資源を投入した傷病名の脳梗塞ICD10※5(I63$)を集計しました。
その他が10未満のため「3日以内」と「その他」は分けずに合計した数値を記載しています。
転院は、最終的な退院先が「転院」の患者さんとし、転院患者数/脳梗塞の全退院数×100で転院率を算出しました。
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均
在院日数
平均年齢 転院率
I63$ 脳梗塞 3日以内・その他合計 32 23.31 79.34 43.75%
【解説】
脳梗塞は、発症して3日以内の入院が多く、全体の約97%となっています。
また、平均年齢は79歳と高齢の方が多く発症されていますが、半数以上の方が自宅又は施設に帰られています。
脳梗塞で入院された患者さんの約44%は、他院に転院しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
【診療科別主要手術別患者数等の定義】

診療科別に手術件数の多い順に上位5術式を集計しました。
項目は点数表コード(Kコード)に対する患者数、平均術前日数※8、平均術後日数※9、転院率、平均年齢、
患者用パス※2の有無で、掲載しています。

手術術式の点数表コード(Kコード)による集計ですが、輸血関連(K920$)は除外しています。
また、特定の手術※10を受けた患者さんは集計に含みません。
同一の手術において複数の手術手技を行った場合、主たる手術(又は点数の最も高い手術)のみをカウントしています。
転院は、最終的な退院先が「転院」の患者さんとし、転院患者数/手術別の全退院数×100で転院率を算出しました。

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 104 2.49 7.31 5.77% 75.01
K682-2 経皮的胆管ドレナージ術 36 2.56 20.53 13.89% 70.31
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 33 0.24 2.91 0.00% 70.79
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 26 6.12 8.00 3.85% 68.92
K654 内視鏡的消化管止血術 24 1.71 16.38 4.17% 74.46
【解説】
消化器内科では、胆管胆石症などに対する内視鏡的手術を主に行っています。
また、胆のう炎や胆管炎などの治療として、経皮的胆管ドレナージ術も行っています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 115 2.37 3.00 0.00% 69.90
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 95 1.54 2.71 1.05% 74.21
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 20 1.00 2.10 0.00% 73.90
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 13 1.08 6.00 0.00% 70.85
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 12 1.42 3.67 0.00% 70.83
【解説】
循環器内科では、虚血性心疾患の主な治療として、経皮的冠動脈ステント留置術や経皮的冠動脈形成術等の心臓カテーテル治療を行っています。
発作性頻脈等による治療は、経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション)を行っています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 63 0.97 4.13 0.00% 59.90
K6335 鼠径ヘルニア手術 51 0.96 2.00 0.00% 74.20
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 39 1.03 1.95 0.00% 62.87
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 15 2.20 16.13 0.00% 79.80
K714 腸閉塞症手術(腸管癒着症手術) 13 0.15 14.85 7.69% 74.54
【解説】
外科では、胆のう結石症などの治療法である腹腔鏡下胆嚢摘出術が最も多く行われており、次いで鼠径ヘルニアの手術が行われています。
4番目の結腸切除術は、主に大腸癌に対して行われています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K0821 人工関節置換術(膝) 164 1.20 15.29 7.32% 72.57
K0461 骨折観血的手術(大腿) 134 1.96 22.52 64.93% 79.09
K0462 骨折観血的手術(前腕) 101 1.21 8.98 3.96% 60.91
K0811 人工骨頭挿入術(股) 74 2.38 21.91 78.38% 82.20
K079-21 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) 58 1.00 8.38 0.00% 25.81
【解説】
整形外科では脊椎・関節領域の治療を主に行っています。
また、骨折観血的手術(大腿)や人工骨頭挿入術(股)は平均年齢が80歳前後と高く、リハビリ目的で他の医療機関に転院されるケースが多いため、転院率が高くなっています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 21 0.00 1.52 0.00% 75.81
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 15 1.00 4.00 0.00% 75.40
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 11 3.82 16.91 9.09% 76.55
K6144 血管移植術、バイパス移植術(頭、頸部動脈) - - - - - -
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) - - - - - -
【解説】
心臓血管外科では、閉塞性動脈硬化症などの治療として、四肢の血管拡張術・血栓除去術が最も多く行われています。
また、腹部・胸部大動脈瘤に対するステンドグラフト内挿術などのカテーテル治療を行っています。
カテーテルを用いた低侵襲治療により、患者さんの身体的負担の軽減に努めています。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 26 0.00 1.00 0.00% 4.38
K836 停留精巣固定術 20 1.00 1.00 0.00% 3.10
K6333 臍ヘルニア手術 10 1.00 1.00 0.00% 2.10
K6335 鼠径ヘルニア手術 - - - - - -
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) - - - - - -
【解説】
小児外科では、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術が最も多く行われています。
当院は、小児への腹腔鏡手術も積極的に取り入れるなど、患者さんやそのご家族の負担軽減に努めています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 60 1.02 4.23 0.00% 44.10
K867 子宮頸部(腟部)切除術 35 1.00 1.00 0.00% 43.63
K877 子宮全摘術 19 1.00 8.11 5.26% 47.89
K872-31 子宮内膜ポリープ切除術(電解質溶液利用) 16 1.00 0.75 0.00% 42.13
K8731 子宮鏡下子宮筋腫摘出術(電解質溶液利用) 16 1.00 3.38 0.00% 42.06
【解説】
産婦人科では、卵巣腫瘍等に対する腹腔鏡での子宮附属器腫瘍摘出術が最も多く行われています。
卵巣疾患や子宮頚部異形成に対しては、病期に応じた対応を行っています。
また当院は、地域周産期母子医療センターの指定を受けており、近医からハイリスク妊娠・分娩の方の受入れを行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 55 0.13 1.02 0.00% 78.76
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 14 2.14 4.93 0.00% 65.71
K2172 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) - - - - - -
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) - - - - - -
【解説】
眼科は、白内障などに対する水晶体再建術が最も多く行われています。
また、糖尿病性網膜症、網膜前膜などに対する硝子体手術も行っています。
白内障手術は外来での日帰り手術にも対応しており、その件数は上記には含まれていません。
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 79 1.04 5.24 0.00% 14.19
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 36 1.00 2.97 0.00% 54.06
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 25 1.00 3.00 0.00% 48.16
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ) 16 1.00 3.44 0.00% 60.75
K347 鼻中隔矯正術 15 1.00 3.00 0.00% 31.80
【解説】
耳鼻いんこう科では、扁桃肥大、扁桃炎などに対する口蓋扁桃手術が最も多く行われています。
対象疾患が小児に多いことから、平均年齢が低くなっています。
また、副鼻腔炎などに対しては低侵襲な内視鏡手術を行い、患者さんの身体的負担の軽減に努めています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 70 1.23 2.43 0.00% 65.83
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 67 1.03 2.72 0.00% 76.69
K865-2 腹腔鏡下仙骨腟固定術 46 1.00 3.15 0.00% 73.83
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 38 1.18 8.03 0.00% 71.61
K841-22 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ツリウムレーザーを用いる) 36 1.08 3.94 0.00% 75.56
【解説】
泌尿器科では、尿路結石に対するレーザー治療や、膀胱癌に対する手術が多く行われています。
前立腺癌の手術では、手術支援ロボット(ダヴィンチ)による低侵襲手術を行っており、患者さんの身体的負担の軽減に努めています。
また、令和7年6月から静岡県内初のハイブリッドツリウムヤグレーザーを用いた尿路結石手術や前立腺肥大症治療を行い、患者さんのQOL向上に努めています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
最も医療資源を投入した傷病名が播種性血管内凝固症候群(DPC6桁 130100)、
敗血症(DPCコード6桁 180010)、その他の真菌症(DPCコード6桁 180035)、
手術・術後の合併症(DPCコード6桁 180040)について患者数をカウントしています。
(それぞれの患者数/全退院患者数×100)。
入院の契機(入院診療が必要を判断する結果となった疾患)と同一か否かで集計しています。
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 27 0.45%
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 23 0.38%
異なる - -
【解説】
敗血症の発生率は、1%未満となっています。
手術・処置等の合併症での主な傷病名の内訳は、術後創部感染、カテーテル感染、後出血等となっています。
臨床上、合併症の発生率をゼロにすることは困難ですが、発生のリスク等については事前に十分な説明を行い、最小限となるよう努めています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
1,124 1,078 95.91%
【解説】
肺血栓塞栓症は、血栓の大きさや血流の障害の程度によって軽症から重症までのタイプがあります。
血栓によって太い血管が閉塞してしまうような重篤な場合には、肺の血流が途絶し、酸素が取り込めなくなり、ショック状態から死に至ることもあります。このため、危険レベルに応じた予防を講じることが推奨されおり、対策として、静脈還流を促すための弾性ストッキングの着用や間歇的空気圧迫装置(足底部や大腿部にカフを装着し、空気により圧迫)の使用、抗凝固療法があります。これらの予防策は、「肺血栓塞栓症/ 深部静脈血栓症(静脈血栓塞栓症)予防ガイドライン」に則り、発症のリスクレベルが「中」・「高」の手術を施行した患者が対象となります。
当院では、リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率は約96%であり、ほとんどの患者さんに対して肺血栓塞栓症の予防対策を行っています。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難です。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1,164 877 75.34%
【解説】
抗菌薬を使用する際の血液培養検査は、感染症の原因特定のための必要な検査です。
また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上の検査が推奨されています。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難です。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
472 388 82.20%
【解説】
不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因とされ、適正な抗菌薬の使用を推進する取組が求められます。
抗菌薬の適正使用の鍵を握るのは正確な微生物診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が重要です。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難です。
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
78,462 88 1.122‰
【解説】
転倒・転落は、入院という環境の変化や疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなど、様々な要因により発生する可能性があります。
転倒・転落発生のリスクを低減していく取組を推進することで、転倒・転倒による外傷予防につながります。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難です。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
- - -
【解説】
転倒・転落は、入院という環境の変化や疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなど、様々な要因により発生する可能性があります。
転倒・転落発生のリスクを低減していく取組を推進することで、転倒・転倒による外傷予防につながります。
インシデント影響度分類レベル3b以上とは、転倒転落によって濃厚な処置や治療を要した状態、永続的な障害や後遺症が残った状態、死亡(原疾患の自然経過によるものを除く)を指します。
※「-」は10件未満(小さい値)であり、良好な結果であることを示しています。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
2,237 2,172 97.09%
【解説】
細菌感染を起こしてはいませんが、手術による感染をできるだけ防ぐために、抗生物質をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与といいます。
今回掲載されている手術は、全身麻酔又は全身麻酔+硬膜外麻酔で実施された手術です。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難です。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
- - -
【解説】
褥瘡は患者のQOLの低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど治癒が長期に及ぶことがあります。
当院では、皮膚・排泄ケア認定看護師を配置し、多職種で褥瘡予防に努めています。
※「-」は10件未満(小さい値)であり、良好な結果であることを示しています。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
3,515 3,245 92.32%
【解説】
早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、低栄養リスクを早期に発見し、在院日数の短縮、予後改善につながります。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難です。
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
78,462 7,530 9.60%
【解説】
身体的拘束は、制限の程度が強く、また、二次的な身体的障害につながる恐れもあるため、代替方法が見出されるまでの間のやむを得ない処置として行われる行動の制限であり、できる限り早期に他の方法に切り替えるよう努めなければならないものとされています。
当院では、認知症ケアチームの活動や身体拘束カンファレンスも実施しながら、身体拘束の低減に努めています。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難です。

【定義内の注釈について】

①男性≧70歳、女性≧75歳
②BUN≧21または脱水(+)
③酸素飽和度≦90%
④意識障害(肺炎に由来する)
⑤sBP≦90mmHG

重症度0:上記5つの項目がいずれも満たさない 軽症 →外来治療
重症度1:上記5つの項目で1つを有する 中等症 →外来または入院
重症度2:上記5つの項目で2つを有する 中等症
重症度3:上記5つの項目で3つを有する 重症 →入院治療
重症度4:上記5つの項目で4つを有する 超重症 →ICU入院
重症度5:上記5つの項目全てを有する 超重症
  • ※8 平均術前日数とは、入院日から手術日(手術当日は含まない)の平均日数です。

  • ※9 平均術後日数とは、手術日(手術当日は含まない)から最終退院日までの平均日数です。

  • ※10 特定の手術とは創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、従手整復術、軽微な手術(内容はこちら)およびすべての加算は除外しています。

更新履歴
2026/09/28
令和7年度 沼津市立病院 病院情報の公表 公開