当院について
病院長あいさつ
沼津市立病院は、昭和3年(1928年)に設立され、昭和63年(1988年)に現在の東椎路に移転開設し、現在、診療科24科、病床数387床で診療を行っています。
駿東田方医療圏において、三次救命救急センター、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、小児地域医療センター、災害拠点病院の役割を担っております。このほか、基幹型臨床研修病院として今後の医療を担う初期研修医の教育・指導、その後の専門医資格取得を目指す専攻医の育成など、地域医療を安定的・継続的に支える取組も行っております。
この医療圏は、人口が62万人(2024年1月)と大きく、当院は、隣接する医療圏からも多くの患者さんを受け入れ、急性期医療・専門的医療を提供しています。
静岡県は、都道府県別人口10万人当たりの病院勤務医師数は40位と低迷しています。また、医師の働き方改革も始まり、地域の公立病院を取り巻く環境は、更に厳しいものになると予測しています。このような状況の中、公立病院でなければ担えない政策的医療を中心に、地域との連携を図り、持続可能な地域医療提供体制の維持を目標に、患者さまに寄り添った安心安全な医療を提供するよう努力してまいります。
沼津市立病院 病院長
伊藤 浩嗣