診療科・部門

看護部

概要

看護部には総勢約420名が在籍しており、様々な部門で勤務しています。

病院の基本理念「市民のために共に歩む病院」に基づき、看護部では「患者さんの意思を尊重し専門性を発揮した温かな看護を実践します」を理念に掲げ、患者さんやご家族一人一人を大切にし、寄り添う看護を行うことを目指しています。

地域包括ケアシステムが構築される中、地域の皆さまが安心して暮らし続けられるように院内や地域と連携・協働し、質の高い看護サービスを提供することが役割であり、入退院支援センターを通じて連携強化を行っています。

看護部の教育体制は看護職が専門職業人として成長できるようクリニカルラダーに対応した教育プログラムを取り入れキャリアアップのための支援をしています。また各部門の看護職がチーム医療の中で力を発揮できるよう取り組み、いきいきと働くことができるように職場環境の改善に努力しています。

特色

看護部理念
患者さんの意思を尊重し専門性を発揮した温かな看護を実践します


看護部の基本方針
1.患者さんに寄り添い、満足していただける看護を提供します
2.安全・安心な看護を提供します
3.多職種と連携しチーム医療を推進します
4.専門職として自己研讃します
5.地域と連携した看護を推進します

体制

看護部の組織
看護部長のもとに、副看護部長、病棟・外来部門に師長、主任を配置しています。 チーム医療を実践するために、各自の役割を明確にし、力を発揮しています。


看護体制
8病棟(NICUを含む)、ICU、手術室、救命救急センター・放射線科・内視鏡室、人工透析室、外来化学療法・点滴室、各科外来、入退院支援センターに看護職員を配置しています。看護職員配置は7対1、夜勤は3交代と変則2交代で、一部夜勤専従を取り入れています。


看護提供方式
「継続受け持ち看護方式」です。 当院の継続受け持ち看護方式とは、患者に満足度・質の高い看護が提供できることを目的に入院から退院まで継続して受け持ち、責任を持ってケアする方式です。


チーム医療
感染制御チーム、褥瘡対策チーム、栄養サポートチーム、緩和ケアチーム、認知症ケアチームなど多職種でのチーム医療を推進しています。

実績

・看護学校実習受け入れ 
・看護学校講師 
・高校生1日ナース    
・中学生 職業体験    
・小・中学校 職業講話  
・院内研修 認定看護師による公開講座
・公開講座認定看護師による公開講座
・院外講演
・院内外研究発表
・サッカー試合、トライアスロン、インターハイなどの救護派遣 

その他

看護部の活動

ICT、緩和、褥瘡、NST、退院支援、認知症等のリンクナースを部門に配置し、部署内での教育・啓発・改善活動を実施しています。 また、認定看護師を中心とした院内外への研修会の実施、院内委員会への参加による多職種との協働推進、看護外来設置によるがん相談や療養指導、入退院支援センター看護師による入退院支援や療養支援を行っています。

病棟、外来、部門における取り組み

・クリティカルパスを元に医師・看護師をはじめは他職種のスタッフと連携しチーム医療を行っています。
・地域包括ケア病棟では、一般病棟で治療が終了した患者さんを受け入れ退院支援を行っています。また現在では退院前訪問など、退院支援に向けた取り組みをしています。
・外来は、A・B・C・Dの4つのブロックに分かれ、地域包括ケアシステム推進・患者さんが地域で暮らし続けられるために、地域と連携してケアを行っています。

当院における認定看護師の活躍

認定看護師とは、「ある特定の分野において熟練した看護技術と知識を有すること」を日本看護協会が認めた看護師です。看護の現場において、実践、指導、相談の3つの役割を遂行しながら看護の質を向上させ、多種職との連携を取り、医療の質の向上を目指していきます。


当院で活躍中の認定看護師は、感染管理、救急看護、集中ケア、脳卒中リハビリテーション看護、がん性疼痛看護、緩和ケア、認知症看護、皮膚・排泄ケアの8分野10名です。


全国学会や地方会等に参加し、日々研鑽を重ねて、より良い質の高い看護を提供するモデルとして活動しています。 医療職に対する研修会、市民公開講座をはじめとした研修会の開催、院内における多種職チームの要としての活動など、チーム医療を牽引する役割も果たしています。 また、在宅医療に関わる訪問看護師との連携、同行訪問など、地域に向けた活動にも協力しています。 看護師として5年以上の経験を持ち、認定看護師の資格を希望された方には、病院から助成金等の援助があり、恵まれた環境で資格取得に集中して受講することができます。

特定行為研修について

特定行為とは、医師の指示のもと看護師が手順書に沿って行う「診療の補助」行為であり、厚生労働省が定める38行為となっています。 この特定行為を実施するためには、臨床実習を含む特定行為研修を修了し、専門的な知識・技術を身につける必要があります。


当院は、「市民のために 共に歩む病院」という理念に基づき、地域の中核病院として高度・専門医療のさらなる充実に努め、地域医療の向上に貢献するため、令和6年2月に「指定研修機関」の指定を受け、特定行為研修の実施に取り組みます。 このため、研修生である看護師が、厚生労働省令に基づき、臨床実習をさせていただきます。 何卒ご理解くださいますようお願いいたします。


詳細につきましては、以下の資料をご覧ください。

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