診療科・部門

眼科

概要

眼は非常に重要かつ敏感な器官です。高齢化とともに眼のトラブルは増えていきます。疾患の種類も多く、また、患者さんによって症状が異なります。当科は眼科疾患全般の検査、診断、治療を患者さんの症状に合わせ幅広く対応しています。
成人の眼疾患だけでなく、3歳時健診や学校検診などで指摘をされることのある小児の眼の異常(屈折異常、弱視、斜視など)の初期検査、診断なども行なっております。また、眼に合併症を来すことのある糖尿病や甲状腺疾患など他科からの眼科検査依頼や、眼症状から全身性疾患が疑われる場合の他科への受診依頼なども対応しています。

特色

日本眼科学会専門医1名が在籍し、専門的な診療を提供しています。
近隣のクリニックや総合病院、大学病院と密接な連携をとり、当院で治療が困難な疾患に対しても治療可能な病院へ紹介するといった迅速な対応により、患者さんがすぐに適切な治療を受けることができるよう心がけています。

主な対象疾患

白内障、緑内障、加齢黄斑変性、網膜症(糖尿病、高血圧など)、眼感染症、ドライアイ、網膜色素変性、斜視、弱視、眼瞼疾患、涙道疾患、小児の眼の異常(屈折異常、弱視、斜視など)、糖尿病や甲状腺疾患などの眼合併症


白内障

目の中でカメラのレンズのような働きをする水晶体という組織が白く濁る疾患を白内障といいます。水晶体は通常は透明です。白く濁ることにより、集めた光がうまく眼底に届かず、目のかすみ、視界がぼやける、視力低下などの症状が引き起こされます。


緑内障

目から入ってきた情報を脳に伝達する「視神経」という器官に障害が起こり、視野が狭くなっていく疾患です。初期症状としては、あまりはっきりと現れず、自覚症状がないことがほとんどです。特に中高年の方に起こりやすい疾患です。


加齢黄斑変性

網膜の中心部分にある「黄斑」という組織が、加齢とともにダメージを受けて変化し、視力の低下を引き起こす疾患です。「黄斑」が変化すると、モノがゆがんで見える、視野の中心が暗くなる・欠ける、視力が低下するなどの症状が引き起こされます。加齢黄斑変性は、糖尿病網膜症、緑内障とともに、失明を引き起こす疾患として注意が必要です。

検査について

一般検査(視力、眼圧など)、疾患に関連した各種検査、診断に必要な検査など各種検査に対応しています。

治療について

重篤な眼感染症や眼炎症性疾患など、安静や点滴治療を要する疾患に対しては入院治療を行っています。

手術について

白内障、網膜疾患(黄斑前膜、黄斑円孔、糖尿病網膜症など)、緑内障、抗VEGF療法対象疾患(加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、糖尿病黄斑浮腫など)、眼瞼内反症といった疾患に対し、手術を行います。また、各種レーザー治療(外来で実施)にも力を入れています。


白内障手術

顕微鏡を使用しながら、超音波を利用し、水晶体の濁りを除去した後に眼内レンズを挿入します。眼内レンズはピントを合わせる働きをし、半永久的に使用可能となります。


抗VEGF療法

加齢黄斑変性の症状を悪化させる血管内皮増殖因子(VEGF)を中和させる抗VEGF薬を硝子体注入する治療です。治療は通常、数分で終わるため高齢者の方に精神的身体的負担が少なく、比較的安全性が高い治療であり、視力改善効果が認められた加齢黄斑変性の治療法です。

体制

名前 佐々木康
役職 医長
専門分野・資格 日本眼科学会専門医
名前 田口 怜
役職 医員
名前 谷口聡美
役職 医員

実績

2019年度手術実績

水晶体再建術:207件
硝子体茎顕微鏡下離断術:26件